スマホ版解説

2023年7月25日からGoogle Playストアで、8月10日からApp Storeで「珠取」を公開しました。ボード版を普及するためのお試しアプリとして、提携先の株式会社マイティークラフトの新人社員研修の一環で制作してもらいました。コンピュータ(AI)との1人対戦か2人で遊ぶモードを選べます。公式ルールでは時間制限を設けていますが、このアプリでは無制限にしています。画面やルールの説明がゲーム内にはないため、本ページで解説させていただきます。(画像はクリックすると拡大します)

<画面解説1:タイトル画面>
 タイトル画面では、「AIと対戦」「2人で対戦」のどちらかを選ぶことでゲームが始まります。

<画面解説2:設定>
 
 (左画面)右上の設定アイコンを押すと、(右画面)設定ウィンドウが開きます。「BGM音量」「SE音量」「エフェクト」「AIの強さ」「盤の大きさ」を設定します。「エフェクト」は、相手駒を取ったときなどの描画演出をON/OFFします。画面構成は、中央の盤マス(3路盤は3X3マス)がプレイエリアで、下側がプレイヤー(2人対戦の場合はプレイヤー「1」)、上側がAI(2人対戦ではプレイヤー「2」)の陣地です。盤マスの上下にある各10個のカラフルな●は、取った相手駒を置くスペースです。全部が埋まると勝ちとなります。右下と左上の9マスの駒置き場は「移動用」です。駒を置く代わりに「移動」という手があり、1ゲームにつき9個(回)使用できます。左下は操作ボタンで「駒を置く」「2個移動」「1個交換」「待った!」の4種類。何もしなければ「駒を置く」が選択されます。「2個移動」「1個交換」は後で解説します。「待った!」は自分の手を戻すときに使います。

<基本ルール解説1:駒を置く>
  
 まず基本である「駒を置く」のは、盤マスの好きな場所に駒を1個置きます。すでに駒があるマスにも置けます。1つのマスには最大5個まで入ります(下の画面参照)。

<基本ルール解説2:駒を取る>
 相手の駒を取るには、タテヨコ斜めの3マス内の駒数が同数になるようにします。「1・1・1」から「5・5・5」まで5パターンがあります。この駒数がそろうことを「ライン」と呼びます。下の左画面から「赤」が「1・1・1」のタテラインを作り「青駒」1個を取ったのが右画面です。
 

<基本ルール解説3:駒を移動する>
 「移動」には2種類あります。「2個移動」と「1個交換」です。どちらも「移動用駒」をすぐ上にある「NEXT」ゾーンに置いて盤マス内の駒を移動できます。この「NEXT」の意味は、次の自分のターンでは必ずこの移動用駒を置かなければいけない、ということです。つまり、続けて「移動」はできません。
  
 左画面で、2個移動を選択しました。一つのマス内の自分の駒(緑色)2個を選び右画面となります。次に移動したいマスを選ぶと移動できます。下の画面は、2個移動して「緑」が右のタテライン「2・2・2」を作り赤駒2個を取った瞬間です。

 次に「1個交換」を解説します。下左画面は「1個交換」のボタンを押して自分の駒(緑)があるマスを選び、次に相手の駒があるマスを選ぶと右画面のように駒が入れ替わります。この手は相手駒だけでラインができている場合に使うほか、終盤で押し詰まった究極の状況に陥った時などに大逆転を狙えることもあります。
  

<基本ルール解説4:同時取りと連鎖取り>
 ラインができるのは1ラインだけとは限りません。同時に2ライン、3ラインが完成することもあります。これを「同時取り」と呼びます。また、ラインができて相手駒を取った後に、そのラインに関わる他のラインができることもあります。それを「連鎖取り」と呼びます。下の例は同時取りです。左画面から「2個移動」を選択し、右画面でマスを選びました。
 
次に移動先は左タテラインができるマスを選ぶと、同時に上ヨコラインと右タテラインも完成して「3ラインの同時取り」が実現しました。大量の相手駒を取り一気に勝ちとなる手でした。連鎖取りも自動で処理してくれるので、見落とししないで済みます。
 

以上

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