公式ルール(大会ルール含む)

2022.1.18仕様 ※本ルールは一定規模の大会等での共通ルールを主眼に編纂しています。家庭やごく少数間で遊ぶ場合は、動画の「遊び方」を参考にしていただく方がわかりやすいと思います。なお、本規定は加盟団体の総意により変更・更新することがあり、2022年1月1日以降の変更箇所は赤文字で、追加箇所は青文字で記載します。微細な文章調整などはこれに含みません。

<このゲームとは>

⒈ 「珠取(シュシュ)」という名称です。アルファベットでは「ChouChou」と表します。2人から4人で遊ぶ対戦型のボードゲームです。4人の場合は、個人戦と2人一組の「ペア戦」があります。

<ボード盤の形状と公式名称・駒の種類・得点板>

  ボード盤の形状は、タテ3マス、ヨコ3マスの9マス盤が「普及盤」(入門・初級者向け ※「ジュニア&シニア盤[略してJ&S盤]は未就学児や高齢者向け)、普及盤の外側中央4箇所に1マスずつ付け加えた計13マス盤が「ガジン盤」(中級者向け)、4×4の16マス盤が「ウミン盤」(上級者向け、個人戦およびペア戦用)、普及盤の外側4方向に、さらに3マスずつ付け加えた21マス盤が「マスター盤」(上級者の個人戦や、初級〜の家族、友人などグループでの4人による個人戦およびペア戦用)です。

普及盤

 

  駒はプレイヤーごとに色(または形)が異なります。ただし2人一組のチーム戦となる「ペア戦」では、ペア同士は同じ色(形)の駒を使います。駒数は、各色(形)、およそ20〜40個程度使います。

. 公式対戦等で使用する得点板は、取った相手駒を1個ずつ置けるマス(横5マスを縦に3列作り1~5、6~101115のマス)と、駒移動(<遊び方のルール>2.を参照)のための「NEXTゾーン」マスで構成されます。※普及盤、ガジン盤のみの大会であれば、得点板は1〜10マスの2列で作成してもかまいません。

<遊び方のルール>

  駒の置き方

 (1)先手後手はじゃんけん等で決めます。複数回戦は、先手後手が交互になります。ただし、3回戦、5回線など奇数回戦は、最後の回はまたじゃんけん等で決めます。

 (2)交互に自分の駒を1個、盤上のマスのどこか1つに置きます。相手の駒があるマスにも置くことができます。

 (3)1つのマスには自分と相手の駒を合わせて5個まで置けます。※ジュニア&シニア(J&S)ルールでは3個まで

  駒移動

 (1)駒移動ルールには以下の2種類の行動があります。どちらも必ず移動駒1個をNEXTゾーンに置いてから行います。※移動駒は下記(3)項を参照

   ①2個移動=盤上の1つのマスに自分の駒が2個以上あれば、駒を置く代わりにそのマスから「自分の駒2個」を他のマス1箇所に移動することができます。ただし、移動するマスの駒数は5個を超えてはいけません。

   1個交換=盤上の任意の自駒と任意の相手駒を1個位置交換できます。

 (2)駒移動は次の自分のターンではできません。駒移動した次のターンではNEXTゾーンに置いた1駒を必ず使わなければなりません。駒移動を連続ターンで行った場合は違反となり、相手側に加点されます。詳細は、7. の補足事項(1)を参照。

 (3)公式ルールでは、駒移動回数は各プレイヤーとも9回に制限されます。この場合、ゲーム開始前に「移動駒板」上に自駒9個を並べ、駒移動するときは必ずこの駒を使用(=NEXTゾーンに置く)します。

  相手の駒の取り方

 (1)盤上で、ライン”と呼ぶ「直線的なタテ、ヨコ、斜めの3マス以上」の各マスの駒数(自分と相手側の駒の合計数)が同数になると、相手の駒を取ることができます。具体的には、【1·1·1】【2·2·2】【3·3·3】【4·4·4】【5·5·5】です。ガジン盤、ウミン盤、マスター盤では、連続4マスや5マスになることもあります。

 (2)同時に2つ以上のラインで、駒数がそろう場合も有効です(「同時取り」)。また、ラインがそろって相手の駒を取った後に、さらに残った駒で別のラインがそろう場合も有効です(「連鎖取り」)。ただし、同時取りで1つのラインの相手駒を取った際にもう1つのラインの相手駒を取る前の状態で新しくラインがそろうのは無効です。同時取りでは全ての相手駒を取った後の配置で連鎖判定が認められます。

  勝敗

 (1)相手の駒をさきに勝利規定個数分取れば勝ちとなります。

   勝利規定個数=普及盤・J&S盤・ガジン盤が10個(以上)、ウミン盤およびマスター盤は15個(以上)。先手後手は関係ありません。(以上)の意味は、最終的に規定個数以上の駒を取得することがあるためです。大会等での公式ルールでは、スコア(成績表)に規定個数を超えた駒数を「加点」として、規定個数に足りない駒数を「減点」として記録し、勝利数で引き分けの場合の判定材料となります。なお、勝利規定個数を上記以外に設定するのはローカルルールとします。

   4人でのペア戦(2対2)でも、ペアの合計点でなく各プレイヤーが勝利規定個数に達した時に勝敗が決定します。※参考:勝利ペア側が加点・減点項目で相手ペアより低い数値になることもあります。※関連:5.スコア(成績表)と順位判定(2)、7.補足事項(3)

 (2)取り決めた持ち時間+延長時間を超えた時点で負けとなります。持ち時間および延長時間は、対局時計(チェスクロックやアプリ)を用います。各盤形での持ち時間・延長時間は7.の補足事項(2)を参照。

. スコア(成績表)と勝者/順位判定

 (1)スコアは、大会名、日時をタイトルにして表を作ります。回戦数を横軸、対戦者名と勝敗・点数をタテ軸にして下図のようにします。対戦者名、勝敗(○と×)、勝敗欄の下コラムの点数欄に加点数(勝利規定個数を超えた駒数)または減点数(勝利規定個数に足りない駒数)を記入します。右端は、合計の勝利回数と加点・減点を合計した数値を記入します。

 (2)勝者/順位判定は、①勝利数の多い者>②勝利数が同じ場合、加点・減点の合計数が大きい者>③勝利数、加点・減点合計数が同じ場合、加点の最高点数が大きい者>④勝利数、加点減点合計数、加点の最高点数が同じ場合、減点の最低点数が小さい者、の順となります。前記すべてが同数の場合、じゃんけんで勝敗を決めます。なお、ペア戦の加点・減点は、回戦ごとのペアの合計点で判定します。

 

6.個人戦およびペア戦の席順と先手後手

(1)個人戦の席順は、じゃんけんで勝った者が決めます。先手はじゃんけんで負けた者になります。団体戦であるペア戦(2人一組)は、事前にペアの1番手2番手を申告し(審判員がスコアに事前記入した順番)、時計まわりの席順で、じゃんけんで勝った側の1番手が席を決め、続いて相手側の1番手、勝った側の2番手、相手側の2番手の順に席につきます。初手はじゃんけんで負けた側の1番手になり、時計まわりで指し手を進めます。

. 補足事項

 (1)連続駒移動の禁止と罰則:連続駒移動禁止の違反をした場合は、相手側に対し、2人対戦は5駒、3人対戦は4駒、4人対戦は個人戦で3駒・ペア戦では相手ペア(2人分)にそれぞれ3個(準公式ルールで1つの得点板の場合は5駒)を与えます。同時に、連続2回目の移動を無効として手を戻します。なお、判定基準となる「指手の確定」は、置くまたは移動した駒から手を離した時点で成立します。※家族や友だちと楽しむ場合、罰則の有無は自由に取り決めてください。

 (2)大会等で対局時計を使用した場合の「持ち時間」と規定時間を超えた場合の「延長時間」は、以下の通りです。

     普 及 盤・ガジン盤:各持ち時間10分+延長時間1手60秒以内

     マスター盤・ウミン盤:各持ち時間15分+延長時間1手60秒以内(大会準決勝・決勝での持ち時間は20分を公式とします)。

    ※審判員がいる場合は、審判員(または補佐の人)が対局時計の切り替えを行います。審判員がいない場合は、対戦者が切り替えます。なお、ペア戦での時計も1台のため、置き場所は盤の一角(隅)とし、ペアのどちらか一人が二人分を担当します。切り替えるタイミングは、盤上で駒を「置いた」「移動し終わった」「相手の駒を取り得点板に置いた」をすべて完了した直後からとします。

 (3)指手順(棋譜)の記録方法は、対局時計側(または審判席・記録席)から見て盤のヨコマス列は奥からA・B・C…、タテマス列を左から1・2・3…とし、各マスを1A、2A、3B、3Cのように指定します。具体的には、「3B」(3Bのマスに駒を置いた)や、「3C→1A②」(3Cから1Aに2個移動)、「2B→3A①」(2Bの自駒と3Aの相手駒を交換)と記入します。パソコン等の表計算ソフトに入力する場合の仕様は当連盟で作成します。※当連盟の関連組織が主催する大会や当連盟が認可した大会には、公式記録ツール(エクセル版)を支給します。

 (4)「NEXTゾーン」に置いた駒を使わずに別の駒を置いた場合、そのままNEXTゾーンに駒が残り次のターンでも移動はできません。

以上

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